本当の健康住宅とは自然素材の有無にあらず。住んでから家中を除湿してカビやダニを予防できる高気密住宅のことです(・∀・)

内覧会♯03 玄関 

内覧会♯03 玄関 

本日は寒冷地に建つ我が家の玄関についてです。

概要

面積としては2マスの間口に奥行が3マス分です。広くもなく狭くもないといったところでしょう。ただし、左の脱衣所側の洗濯機を設置するスペースが食い込んできている形状となっています。

また、玄関ポーチは建物に食い込んできているため、床面積には入りませんが施工面積に入ってしまっています。これは寒冷地であるため、玄関庇としてアーバンルーフが設置できなかったためです。

玄関については、土地の狭い都市部では面積を小さくする傾向にあると思いますが、私のこれまでの経験から土間が1畳、ホールが1畳、つまり合計で一坪は最低限必要でしょう。

これ以上小さい玄関の場合、使い勝手がかなり悪くなるのと、折角の注文住宅なのにアパートみたいな玄関になってしまいます。土地が狭い場合は廊下を少なく設計して玄関の面積を稼ぐと良いでしょう。

 

電気図面

電気図面としのポイントは、スイッチ類を玄関手摺の上のH1500に設置した部分です。これは人感センサーが玄関手摺に被らないように、手摺の上部にスイッチ類を設置しました。

また、シューズボックスの下にH150の位置に念のためにコンセントを設けています。もし、冬季に玄関のコールドドラフトが収まらない場合にコンセントを用意しておけば何かの対策ができるだろうと考えました。

 

コールドドラフト対策

量産住宅において圧倒的な性能を誇る一条ハウスにおいてアキレス腱とも言える箇所が玄関です。玄関土間の基礎立上りは断熱材が施工されていない部分があり、温暖地では玄関土間の底盤は無断熱です。

そして、玄関ドアの性能(最高でも1.74W)がトリプルサッシ(0.8W)と比較すると低いため、冬季は冷気(コールドドラフト)が発生して、床を伝わって居室側に流れてきます。

ちなみに気密測定すらしない他のハウスメーカーの家は冬季は家中が寒いため、玄関のコールドドラフト以前の問題です。

床暖房を高温に設定して室温が24℃以上ある方は気が付かないかもしれませんが、室温が20℃程度の場合は玄関から発生した冷気が床を流れていることに気が付くと思います。

床暖房の設定温度を上げ過ぎると、電気代の上昇と共に、室温が上昇して相対湿度が下がって乾燥していきますから、室温をあまり上げずに体感温度の高い家を作ると乾燥が低減できるという知識が必要になってきます。

この対策方法としては、玄関ドアを最高断熱性能のプロセレーネ(K1.5)にすることと、床暖房のヘッダーボックスを玄関ホールに設置して、玄関ホールの床に大量の温水が流れるようにする方法が有効でしょう。

そして、床暖房のエリア分けは家の日当たりで分けると良いでしょう。日当たりが悪い方の設定温度をあげると家中の室温が均一になり住み心地が良くなります。

玄関ドアは必要がなければ、親子ドアにせず片開きドアにすることをお勧めします。また、採光が欲しい場合はガラス入りの玄関ドアを選択するよりも高性能なトリプルサッシを設置した方が熱損失は少なくなります。

予算に余裕がある方は温暖地においてもオプションですが玄関土間への床暖房の設置をすると良いでしょう。

玄関手摺

玄関の手摺は標準のものから、施主支給にてロートアイアンの手摺に変更しております。

手摺の上に設置されている小物については別途ご紹介する機会を設けたいと思います。手摺の設置にあたり、手動のスイッチ類を少し高い位置につけています。

こちらの手摺は、職人さんが手作業で叩いて製作していることから、鋳物の手摺とは風合いが違います。購入した品物については私の楽天ROOMを参照してください。太芯タイプのロングのものを購入しました。

なお、設置に当たっては設計段階から計画しており、設置費用については大工さんの直収(直接のお支払い)で、9,000円でした。

一条工務店では現場で何かを追加でお願いすると基本的に大工さんの手間賃が発生します。小さなものだと4500円、少し大きなものだと9000円でしたので、恐らく一時間4500円ということなのでしょうけれども技術者の時給と考えれば当然かなと思います。

また、以下の画像のように設計段階から下地(今回は壁補強)を計画しておく必要があります。

今回、玄関手摺を設置した箇所の裏側が引戸の戸袋部分で壁が薄いのですが、手摺を固定するビスは付属の4センチのものが丁度でした。設置高さ等は現地で採寸して、手摺にテープを貼ってそれに書いて棟梁にお渡ししました。

照明

玄関の照明は間接照明とダウンライトとなっています。基本は間接照明にしていますが、人感センサーに反応して、シューズボックスの上下のライトが点灯します。

シューズボックスの下部の照明は一条工務店の標準のものです。これを人感センサーと接続しています。

シューズボックスの上部は開けてコープ照明を設置しました。標準施工ではシューズボックスの上部は埃が溜まらないように閉じると思いますが、今回開けて(無料)もらって、照明を設置しました。

こちらの照明はシューズボックスの下部の照明と同じ電気系統にしているため、帰宅時には玄関手摺の上にある人感センサーに反応して、シューズボックスの上下の間接照明が同時に点灯します。

なお、このコープ照明はPanasonicの調光なしの電球色のもので、シューズボックスの下部の標準の照明と少しだけ色合いが違いますが、たぶん誰もわからないと思います。

念のため手動のダウンライトを1個設置しています。こちらはPanasonicの美ルック ダウンライト LEDユニットEの温白色の電球です。LEDユニットEは電気工事士の資格がない人でも電球を交換することができます。

その他

クロスについては、壁は標準のIC-2006、天井の濃い色はリリカラのLW-2338でございます。廻縁の部分にはピクチャーレールを設置しており、将来的に画などを飾りたいと考えています。

排気のRAの1個を玄関ホールの天井に設置した理由は、玄関ホールはドアをしめて居室から遮断されると、空気が通りが悪くなって冬季に室温低下を招くため、居室側から暖かい空気を通気させるためです。

また、設計当初は壁にニッチを設置しようと考えていたのですが、一条工務店の枠組み工法では防火の絡みで、基本的に壁を凹ませる施工はNGで壁を膨らます施工なら可能とのこと。

つまり、壁全体を膨らましてから、一部分だけ凹ませてニッチを作ることになるため、不格好なので検討を取り止めました。

以上、玄関でした。