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本日は我がi-cubeに設置した10年間カートリッジ交換不要という摩訶不思議な浄水器についてです。

 

水道水はおいしくない?

(出典:東京都水道局

私は味覚音痴なのか水道水がまずいとあまり思ったことがありません。ですから、親が浄水器を付けてくれと設計の時に言って来たので、内心は要らないんじゃないのと思いました。

建て替える前の実家は宅内の水道管の錆からか、朝一に蛇口から出る水が若干赤かったらしく、親は浄水器を通して水を飲んでいたようです。それで建て替る時に浄水器をビルドインして欲しいと言ってきたのです。オプションのビルトイン浄水器は高額なのに。。

でも、土地まで引き込んでいる水道管は塩ビ管に数年前に交換工事がされましたし、宅内の水道管は建て替え時に交換されますから、水道水の赤錆は解消するはずです。

ただ、親がすでに浄水器愛好家になってしまっているためやむを得ません。しかし、浄水器にお金は掛けたくないなと、調べていたところ非常にリーズナブルで10年間カートリッジ交換不要という浄水器を見つけたのです。

 

 

Hybrid浄水カートリッジ

(出典:楽天市場

価格はキッチンの蛇口用が12,000円、お風呂のシャワーが10,000円程度でした。抗菌された水を作ることができるようで、格安で10年分の浄水器を設置することができました。

シャワーヘッドの中に内臓するカートリッジ方式の浄水器であるため、キッチンの蛇口はオプション(3,000円程度)でINAXの浄水器カートリッジが収納できるものに変更しておきました。お風呂のシャワーは標準のシャワーヘッドと交換する方式となります。

この抗菌水でお風呂を掃除するとカビを防止できるようですが、我が家は全館冷房でお風呂も常に除湿されているため、効果が良く分かりません。

また、最近は洗濯機の根本に設置するタイプも発売されたようで、抗菌水を使って洗濯すれば洗濯槽のカビや洗濯物の部屋干し臭が抑制できるそうです。

 

 

本当に10年間カートリッジ交換不要なの?

Hybrid浄水カートリッジ・シリーズは、電池を構成する(+)電極に、「イオン化傾向」の小さいSUS-304ステンレス鋼を使用、さらに当該表面の一部にプラチナ被膜を施し、「イオン化傾向」をより小さくしたプラチナが(+)電極となり、イオン化傾向の大きい「亜鉛」を主体に、マグネシウムを少量添加、融合・合金化して(-)電極を構成しました。
すると(+)電極SUS-304ステンレス鋼に施されている「プラチナ」と「亜鉛・マグネシウム合金」の、イオン化傾向の異なる金属の隙間空間で電池が形成され、水酸化物イオンとして、亜鉛イオン・マグネシウムイオンと電子が水中に放出されます。すると水中の酸素が電子を次々と取り込み、励起活性した強力な活性酸素となり、貯留水のみならず連続通水や一過性水に含まれる微生物や、臭いの基となる有機物質を瞬時に除菌・滅菌を行い、当該連続通水中や一過性水が大気に触れるや否や、瞬時に炭酸ガスとして大気中に放出され清水が得られるのです。

(出典:株式会社 水環境電池

という、仕組みだそうです。まったく私にはわかりません。。

要するに、水道水の中の酸素を使って除菌しているようですが、水を媒介した水環境電池なるものがエネルギー源であるため電源が必要ないようです。

ただ、除菌効果については塩素で消毒された水道水ではなく、井戸水と比較して除菌効果を宣伝しているため、若干ピンとこないところがあります。

フィルター方式ではないため物理的な濾過はしていないそうです。だから、カートリッジが10年近く交換不要なのですね。ただ、定期的にカートリッジをクエン酸で洗ってくださいと記載されています。

そして、塩素は除去されないとのこと。冬季に利用する加湿器に塩素の入っていない水を用いると加湿器内に雑菌が繁殖しやすくなるため、塩素が入った水は用途に応じて必要だと思います。

後進国では塩素が生活用水に入っていないため、細菌やウイルスが発生しやすい不衛生な状態が生まれていますが、残留塩素のリスクと比較して遥かに危ない状態です。そして、塩素なしの天然水などは空気に触れないように保管されていないと危ないわけです。

 

 

取付方法

こちらは入居時に撮影したものです。まずはキッチンの蛇口から設置します。

 

蛇口のヘッドを回して入れるだけなので、ものの1分もあれば設置できます。

 

次は浴室のシャワーヘッドの交換です。標準のシャワーヘッドを外してポン付けです。

 

純正のヘッドを回して外してから、回して設置するだけなので、1分で設置できます。

 

 

水質テスト

水質検査キットを使って分析してみます。小学生の夏休みの自由研究みたいですね。

 

左のコップが水道水(洗面台の蛇口より)、右が浄水(キッチン蛇口より)です。

グラス内の水がピンクなのは、検査後に試薬を入れたためですが、両方とも残留塩素があるということを表しています。付属の標準色と比較すると0.2~0.4mg/Lのようです。

 

次に水の硬度です。

標準色と比較すると100mg/Lのようです。アメリカの基準における、中程度の軟水(中硬水)になるようです。

水道水と浄水器の水は試薬によると残留塩素も硬度も目視ではまったく同じ結果です。そして、残留塩素が確認されたことからやはり塩素は除去されていません。

これは当然の結果で、今回の浄水器はそもそもこのような指標が変わる機能はなく、水道水の状況を確認するために実験してみたまでです。水道水の安全基準はとても高いものです。

つまり、日本の水道法では残留塩素を0.1mg/L以上に保つように義務付けていますが、今回測ってみて残留塩素はそれ以上であるということがわかりました。

一方で、WHOのガイドラインでは残留塩素は5mg/L以下としていますが、日本の残留塩素の基準値はかなり低いため、浄水器メーカーがいう水道水の塩素が危険だという科学的根拠はないそうです。

横浜市衛生研究所によると残留塩素が0.4mg/L以下だとカルキ臭さがなく、硬度が10~100mg/Lだと癖のない軟水ということでおいしい水だそうです。ということで我が家の水道水はおいしい水のようです。

地域によって、水道水のおいしさは異なると思いますが、昔はまずいと言われてた大阪府の水道水も高度浄水処理システムを府内の全浄水場に導入されたそうですね。

戸建ての水道水よりも、集合住宅の貯水槽水道方式のほうが問題な気がしますが、マンションによっては蛇口への直結給水方式があるようです。

水道水がまずいというのは要因が複数あって、残留塩素がそもそも低い日本では、まずい要因は住んでいる家の給水設備による要因が大きいと思います。

 

 

実際の使用感

私は水道水と浄水器の水を飲み比べても味の違いは分りません。ただ、親は浄水器の水の方がコーヒーが少し美味しいと言っているので良いのではないでしょうか。

住んでいる地域や給水設備によっては、水道水がまずいという場合があると思いますので、水道水に対する評価は人それだと思います。

しかし、明らかに体感できているのが、花瓶に生けた花の茎にヌメリが発生しないということです。また、お風呂の排水溝のフタの中もヌメリがないです。

これが、浄水器の影響なのかわかりませんが、興味のある方は試してみてください。

 

 

最後に

浄水器が必要かは、お住まいの地域と給水設備によると思います。

ミネラルウォーターが好きな方は水の硬度や含有するミネラルによる苦み等を含めて、水の味を評価していると思いますので、浄水器の議論とは別なのかも知れません。

塩素濃度は浄水場からの距離による部分もあると思いますが、私の住んでいる地域の水道水は私からみれば、そもそも不味くないですから、今回の浄水器は意味があるとすれば抗菌水を作るものだと思っています。

水質検査をしているプロは総合的に水道水が一番安全だと知っていることから水道水を安心して飲んでいるようで、浄水器の販売業者は消費者の不安を煽っている商法と言えなくもありません。

今回の浄水器は全く効果が感じられないわけではないため、何かしらの作用はしているのだと思いますが、商品のユーザーレビューをみると高評価な方もいますから、味の分かる方が飲むと違いがわかるのかもしれませんね。

 

本日は以上でございます。

 

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