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8月なのにずっと雨が降っていますね。こうなると24時間全館冷房の運転が難しくなってきます。

 

昨晩の状態

現状では二階の1台のエアコンを使った24℃設定の冷房運転ですが、室温が24.5℃、相対湿度が63%、絶対湿度が14.2g/m3となっています。

エアコンの設置場所が二階のホールであることから冷風が人に直撃する事はないため快適ではありますが、室内は若干寒いか涼しいといった感じで、もう少し暖かい方が私にはあっています。

窓のカーテンを開けて日射を入れるようにしているのですが、長期間雨が続くと室温が下がってしまいます。

一番の問題点は相対湿度が60%を常時超えているということです。1週間程度ならこのままにしますが、それ以上この状態が続くようならダニの発生が懸念されます。

この、若干の低温高湿な状態は梅雨の状態がまさにそうで、冷房運転だと室温が下がってしまうため、サーモオフが頻発して除湿量が足りなくなってきます。

除湿量を増やすためには、設定温度を1℃下げるという手段もありますが、我が家だと設定温度が23℃の場合、室温は23~24℃まで下がってしまいますから、涼しい状態が苦手な人には住み心地が良くないでしょう。

 

 

設定温度が低いとエアコンに負荷が掛かりすぎる?

8畳用(2.5kW)のエアコン1台で、23℃や24℃のエアコンの設定温度だとエアコンに負担がかかりすぎて、省エネではなくなるのではないかと思う方もいるでしょう。

実際に私のブログを見て1台のエアコンで全館冷房をしようとしたが、設計士さんから「エアコン1台だと負荷が高くて電気代が上がる」と止められた方もいます。でも、真実は異なり、消費電力を測ると分かります。

これは、カタログ上の能力が2500W(2.5kW)、通常運転での定格消費電力が500W程度のエアコンですが、冷房運転における24時間全館冷房中の実際の消費電力は166Wでした。

定格の500Wに対して166Wと3分の1しか能力を使っていません。112m2の家を1台のエアコンで全館冷房していますが、全然余裕です。24時間運転によりエアコンの能力が落ちたということも見受けられません。

我が家の場合はエアコンは7年間、夏も冬も24時間運転していますが故障していません。また、壊れたとしても1台を買い替えるだけですから、最初から何台もエアコンを付けた家より更新費用は安くなります。

エアコンは定格の7~8割の消費電力の状態が燃費が良いと言われてますが、機種によっては低い運転でもCOPに優れる場合がありますから、カタログの最低運転のCOPを確認して機器選定されると良いでしょう。

また、低い消費電力においてCOPが良くない機種の場合でも、そもそも消費電力が少ない状態の運転ですから、電気代は当然に安くなるため問題ありません。

どこまで再熱除湿を使わずに冷房運転において相対湿度60%以下の全館冷房を快適にすることができるかが腕の見せ所で、そうすることによって高気密高断熱住宅では消費電力を下げながら快適性を追う事ができます。

ただ、設計時点からエアコン1台での全館冷房を意識した間取りにしておかないと、プライバシー等からドアを閉めてしまった場合に家中に冷気が行き渡らなかったり、リビングにエアコンがあって冷房運転では冷気が人に直撃して寒くてたまらないという事は起きるでしょう。

 

 

室内が低温高湿になった場合の対策は?

高気密高断熱住宅の扱いが一番難しいシーズンは長雨の季節だと思います。中間期は窓の日射制御をしてある家は快適ですし、冬季はどの家も暖房を使うだけで快適でしょう。

長雨のシーズンに室内の相対湿度を60%以下にしてダニの発生を抑制するには、今まで書いてきたことをまとめただけですが、4つ方法があると思います。

 

1.エアコンの設定温度を下げる

上記で述べていますが、我が家の場合は長雨の時期は設定温度を23℃に下げて、室温も23~24℃まで下げています。相対湿度は60%をやっと切る程度です。窓のカーテンを開けて日射を入れるようにしています。

これは、冷房運転に拘って消費電力を抑えるために行っていることで、室内では半袖ではやや寒い状態です。寝る時は掛け布団を1枚かければ暖かく快眠できます。初春のような室内状況だと思って下さい。

私は冬に暖かい布団に入って寝るのが好きなので、涼しい状態でも問題ないのですが、これは人によって好みが違うと思います。ただ、本当のところは消費電力をケチっているだけです。。

この方法は設計時からエアコン1台での全館冷房を意識して、エアコンの設置位置を人がいない場所にしていない家以外には寒むくて向いていない方法だと思います。

 

2.再熱除湿を使う

(出典:長府製作所)

最も確実な方法であり、住み心地の観点からはこの方法が最も良いと思いますが消費電力は上昇します。再熱除湿の場合、設定温度をある程度は高くしても除湿ができますから、設定温度は自由で良いでしょう。

一条工務店においてはRAYエアコンには再熱機能が付いてますが、私が設計をしていた時のオプションに用意されていたエアコンには再熱機能がなかったので、なんとかして欲しいものです。

エアコン1台での全館冷房を設計時点で織り込まなかった方においては、エアコンからの冷気の直撃をさけるために、RAYエアコンを高い設定温度にしてドライ運転をしている方もいるでしょう。

ただ、それだと1台のエアコンでは湿度は下がっても家全体の室温の上昇を抑えるまでには至らないかもしれませんから、各部屋でのエアコンを使った温度調整が必要になってくるのかもしれません。

 

3.エアコンにフィルターをつける

上記は市販のエアコンフィルターをエアコンの空気の吸い込み口に設置した状態です。かなり、適当な設置をしています。

我がi-cubeにおても室温が低下してきたため、冷房運転の状態で吸い込み口の半分にフィルターを被せたところ、吹き出し口から出てくる空気の温度が12℃から18℃に上昇しました。

まず、フィルターを購入する前に、エアコンの風量を一番弱くして風向きを下にして23℃設定で冷房運転をしてみてください。それでも寒ければフィルターを設置する必要があるかも知れません。

エアコンは風量を絞ると除湿が進み、吹き出し口から出てくる空気の温度が上昇しますが、それでも吹き出し口の空気の温度が低い場合はこのフィルターを設置する方法は効果がある可能性があります。

再熱除湿が付いていないエアコンや、再熱除湿を使っているけど冷房運転に切り替えて電気代を下げたいと検討している方には、効果のほどは保障できませんが試す価値がある方法だと思います。

 

4.除湿機を使う

エアコンは冷気を室内に放出して、室内の熱は室外機から放出していますが、除湿機はエアコンのように室外機を持たないため、室外に廃熱することができません。除湿機は暖房機だと思って下さい。

この除湿機の特性から、室温を上げながら除湿することができます。大型の除湿機の場合、マックスの能力では、1日に18リットルの除湿量に対して、消費電力は時間あたり630Wと大きいため、再熱除湿が付いているエアコンをお持ちの場合はエアコンでの除湿が省エネです。

除湿機は浴室や脱衣所などの狭い空間で洗濯物をスピーディに乾かしたいという場合には良いと思いますが、除湿機で全館除湿をするのは消費電力の増加や室温上昇などの影響があるでしょう。

 

 

最後に

住宅のプロであっても、エアコンや除湿機の消費電力を測った事がある人はほとんどいないでしょう。ぜひ、「ワットチェッカー」を設置して、機器が実際にどう動いているのかその目でみて、高気密高断熱住宅の真実と面白さを確かめることをお勧めします。

100Vのワットチェッカーは数千円で購入できますが、200Vの廉価なワットチェッカーの入手は難しいですが、私は現時点では以下の2つのワットチェッカーを試してみました。

 

現時点で工事不要で設置できる200Vのワットチェッカーは以下のエコキーパーだと思います。

 

電気工事士の資格をお持ちの方はこちらのようなものがあります(設置は自己責任でお願いします)。

 

本日は以上でございます。

 

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