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本日は一旦、エアコン全館冷房を中止して1週間ほどさらぽか空調を堪能した状態のレポートです。

 

はじめに

さらぽか空調をスタートして1週間経過した状態です。計器ごとにバラつきはありますが、室温は27℃・相対湿度は50%前後です。計器が置いてある場所はリビングであるため居室より若干室温は高いです。

27℃50%は私にとっては動かなければ何とか快適ですが、少し動くと暑いため扇風機やサーキュレーターが欲しいところです。やはり、トータルで考えると室温は25~26℃がいいですね。

室温に関しての好みは個人差がありますが、相対湿度は60%以下をキープしないと2週間もすればダニが繁殖しますから、基本的には60%以下をキープした方が良いでしょう。

デシカント換気扇の除湿は「快適」と「ひかえめ」とあり、今回は「快適」の状態です。我が家は26坪程度の小さな家なので除湿がかなりされていて快適ですが、ロスガード同様に50坪に対してデシカント換気扇1台だと思いますので、大きめの家はもう少し湿度が高いのかもしれませんが、いずれにせよ快適だと思います。

 

天井・壁・床の温度

天井サーキュレーターを使っていない場所の天井の温度は26.6℃です。全館冷房用のエアコンは止まってます。

 

壁の温度です。天井と同じ26.6℃でした。

 

床冷房をしている床の温度は天井や壁より2.5℃低い24.1℃でした。

 

人間は天井と床が3℃以内の温度差だと快適に感じるという統計データがありますから、一応合格といえます。体感的にも素足で歩いていても私には不快な感じはありません。

ただ、我が家は窓の日よけがしっかりしているので、床冷房の設定温度が25℃でも室温が27℃で収まっていますが、全方向の窓が大きい家は床冷房の設定温度をもう少し下げないとオーバーヒートすると思います。

床冷房は室温を素早く変化させる事が苦手ですから、さらぽか空調を採用する上での重要ポイントは窓からの日射が入らないようにして急な室温上昇を抑制することにあると思います。

窓からの日射侵入を減らすためにハニカムシェードスクリーンを閉めるという手段もありますが、部屋が暗くなりますし窓から外の景色が見えなくなります。

やはり、高気密高断熱住宅の基本である南側以外の窓は小さ目にして、南側の窓は日よけを設置(アーバンルーフやシェード等を設置)して窓の外側で日射の侵入を防ぐことが室温安定のポイントになると思います。

 

 

デシカント換気扇の消費電力と温湿度の推移

7月23日にさらぽか空調を開始して、本日29日までの状況です。グラフの左軸は消費電力(W)、右軸は温湿度(℃・%)で、下は日付です。

デシカント換気扇の期間消費電力の平均は488Wでした。室温は25℃~27℃で安定しており、湿度は最低で39%まで下がっていますが、概ね50%を少し切っている状態でした。

デシカント換気扇の除湿設定が「快適」であるため、湿度が相当低くなってますが、ここまで除湿しなくてもよいと思います。相対湿度は60%を切る程度で十分です。

 

下の画像の左側はさらぽか空調のデシカント換気扇に設置した、電力のデータロガーです。モニターには462Wと現在の消費電力が表示されています。

 

 

床冷房の消費電力

床冷房に電源供給しているRAYエアコンに設置したワットチェッカーの現時点の消費電力は254Wでした。

 

累計の消費電力は24.46kWです。

 

累計時間は8602minuto(分)でした。

 

平均の消費電力を計算すると、以下となり平均170Wでした。

(24.46kW×1000)÷(8602分÷60分)=170W

 

 

まとめると

一条工務店が推奨するさらぽか空調の設定である、「デシカントは自動・快適」、「床冷房は25℃の設定」で1週間データを取ってみました。

まず、住み心地としては除湿がしっかりされていて快適であり、床が冷えて不快といったことは私は感じませんでした。もし、気になる方はスリッパを履くなどの対策をされてはいかがでしょうか。

この湿度なら洗濯物が部屋干しでしっかり乾き、ダニの発生の抑制とお風呂場などサニタリー周りのカビの増殖も抑えることができます。

エアコン1台を使った全館冷房との大きな違いは、各部屋のドアを閉めても、どの部屋も快適であるということです。エアコン全館冷房の場合はエアパスファンを付けるなど特別な設計をしないと、各部屋はドアを開けていないと涼気が得られません。

非常に快適なさらぽか空調ですが、消費電力がかなり掛かります。デシカント換気扇の平均消費電力は488W、床冷房は170Wでしたから、合計で658Wとなり、カタログの10,800円/月はほぼ正確な金額だと推測されます。

0.658kW×24時間×30日×@24円=11,370円

しかし、これでも他社の空調からみれば、かなり初期費用とランニングコストはリーズナブルであり、デシカント換気扇の省エネ性を向上させるために、デシカントを乾燥させるための熱源にヒートポンプが採用されています。

さらぽか空調は真夏において、エアコン全館冷房の2倍~3倍のランニングコストが掛かりますが、エアコン全館冷房の実施は自己責任であり、エアコンの設置場所と使い方を理解していないと成功しないことから、自信のない方はさらぽか空調を選択されるとよいでしょう。

 

 

 

最後に

エアコン全館冷房に比べると消費電力の大きいさらぽか空調ですが、一条工務店としては誰でも使えて熱中症や冷房病を予防できる全館空調を提供するという使命を果たしたと思います。

多くのエアコンメーカーや医師などが、夏は室温を高くして湿度は50%前後にすると健康に良いなどと無責任な発言をしていますが、実際に室温を満足させながら湿度を低くすることは非常に困難で、一般の人がどうやったら出来るのか聞きたいぐらいです。

除湿機を使えば室温が上昇しますし、エアコンで除湿をするには再熱除湿付きのエアコンが必要ですが、そんなことは一般の人は知らないでしょう。特定分野の専門家の意見などはまったく住宅のことを理解していない的外れな机上の空論な訳です。

さて、デシカント換気扇のヒートポンプでデシカントを乾燥させるために作った熱と同時に生成される冷気をダクト経由で各部屋に供給することは、機器やダクト内の結露を懸念して現状では実施されていないようで、冷気は換気の排気とともに屋外に排出されているのだと思います。

できれば、ダクトに冷気を流さなくても、デシカント換気扇を設置している場所から室内に冷気をドカッと出していただけると助かります。なぜなら二階にあるデシカント換気扇付近から冷気が得られれば、エアコン全館冷房と似たようなノウハウで各部屋に冷気を供給することも可能だからです。ぜひ、ダクト経由でなくて結構ですので、冷気を室内側に提供する方法を今後検討して頂ければと思います。

なお、次回はデシカント換気扇の消費電力を抑えるために除湿を「ひかえめ」モードにした測定結果をレポートする予定です。「ひかえめ」運転で相対湿度が60%以下を維持できるなら、うれしいのですが。

 

本日は以上でございます。

 

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