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本日はRAYエアコンの消費電力測定の続編です。

前回は国産のEC-200というワットチェッカーを使ってRAYエアコンの消費電力を測ってみましたが、屋外で利用するものであるため、見た目がごつ過ぎるという難点がありました。そこで今回は別のものを用意しました。

 

海外のワットチェッカー「GM89」を取り寄せてみた

(出典:Ali Express

中国のオンラインショッピングモールであるアリエクスプレスから入手しました。価格は送料込みで18.9USドルとのことで約2,000円ほどで、注文から1週間程で到着しました。製品はBENETECHというメーカーの「GM89」という製品で恐らくタイ産だと思います。

海外からの購入でありリスクが懸念されることと、配線に変換プラグを作成する必要があるため電気工事士の資格が必要になります。電気工事士をお持ちで興味がある方は自己責任ですがやってみてはいかがでしょうか。

 

GM89にはプラグの種類があるので要注意

GM89は海外製品であるため、各国のコンセント形状に合わせた仕様が用意されています。さすがに100Vが主流の日本向けの200Vのワットチェッカーは用意されていませんが、AタイプやUS式と呼ばれるアメリカ向けのプラグであれば日本のコンセントに変換することが可能です。

USプラグは日本と同じで刃が真っすぐ

プラグの上部は日本と同じで刃が水平です。下のピンのようなものはアース用となり、この形状だと変換できます。

 

US以外のプラグだと変換が難しい

この様に刃が水平でないものや、プラグ自体の形状が違うものは日本式に変換するのが困難です。

 

こちらの方が詳しく書かれており、今回はこれを真似させて頂きました。

 

変換プラグを作ってみた

電気工事士の資格が必要ですが、作業自体はとても簡単です。部材はホームセンターで普通に売ってますが、この変換プラグ自体の仕様の妥当性については各個人でご判断をお願いします。左から順番にご説明します。

  • RAYエアコンの電源プラグを差すための200Vの露出コンセント
  • ワットチェッカーのコンセント部分(ユニバーサルプラグ対応)に差すAタイプのプラグ
  • ワットチェッカー(GM89)
  • Aタイプ対応の設置コンセント
  • 200V15Aのプラグ(これを壁のコンセントに差す)

 

こんな感じで壁のコンセントに取り付けました。コンセントが壁ギリギリなので苦しい状態です。先日設置したEC-200よりはスッキリしましたが、それでも配線が露出してしまってますので、この辺は気になる人は気になるでしょう。

RAYエアコンの待機電力はEC-200で測ったときと同じ4Wであり、非常に少ない事が再確認できました。これなら1年中コンセントに差しっぱなしにしても電気代は安心です。

 

エアコンを運転しました

これはエアコンを運転する前の状態です。本日の外気温は30℃を超えました。しかしリビングの室温は26℃、相対湿度は60%弱ですから、まだ冷房は必要ありませんが、せっかくワットチェッカーを付けたのでRAYエアコンを運転してみました。

 

冷房だと部屋が冷え過ぎてしまうため、ドライ(再熱除湿)で運転しました。絶対湿度で比較すると、リビング中央のみはりん坊は14.5g/m3、エアコンの吹き出し口のみはりん坊は11.7g/m3と除湿された空気が出てきている事がわかります。

ワットチェッカーには347Wと表示されていることから、かなり動いている=除湿がされていることがわかります。暫く見ていると190Wぐらいの運転が最低運転のようで、それ以下だと20W程度の送風運転になっていました。

エアコンはエアコン周辺の室温が設定温度に達すると、省エネのために除湿を止めてサーモオフという送風状態になるため、除湿をいかに継続するかが全館冷房のポイントになります。

この省エネ運転プログラムは部屋の温度を重視して湿度を気にしない低気密な住宅であれば良いのですが、高気密高断熱住宅にはこの運転プログラムはマッチしていません。

高気密高断熱住宅は居室内でエアコンを使うと空気がすぐに冷えて、この省エネプログラムのせいでエアコンが送風運転になり、温度は丁度良いが除湿がされずに、部屋の相対湿度が上がって低温高湿度な空間になってしまいます。

本来の空調システムとは温度と湿度を別々に制御できるものですが、家庭用の壁掛けエアコンは温度を中心に動作するため、本来は空調システムとは言えないものです。しかし、それも設計や工夫次第で乗り越える事ができます。

そのためにはエアコンの挙動がわかるようにワットチェッカーを付ける事が望ましいです。エアコンが除湿を止めて送風モードに陥った場合は消費電力が20W程度まで落ちるため、ワットチェッカーがあると一目瞭然です。

 

もっと、簡単にサーモオフがわかる方法は?

200Vのワットチェッカーは一般には販売されておらず、業務用であったり電気工事士の資格が必要になってしまいます。電気工事士の資格を取ってしまった方が早い気がしますが、やはり一番簡単な方法は「みはりん坊W」という絶対湿度がわかる温湿度計を2個用意することだと思います。

実売で2,000円程度/個です。この温湿度計の1つをエアコンから離れた場所に設置し、もう一個をエアコンの吹き出し口に設置して、絶対湿度に差があればエアコンが除湿をしているということになります。

我が家は二階の階段ホールに夏用エアコンがあるため、一階のRAYエアコンは使用しませんが、さらぽか空調を採用しているため、床冷房の消費電力(=RAYエアコンと共通)を知るためにワットチェッカーを設置しています。

相対湿度と絶対湿度の使い分けは?

普段使っている湿度は相対湿度と言われ、空気中の水分の割合でありパーセントで表現されています。この相対湿度は生命の活動においては重要な指標で、冬季の湿度管理やダニの繁殖などに影響します。

しかし、空気は暖めると膨らみ、冷やすと縮むため相対湿度は部屋の温度によって変化していきます。一方で絶対湿度はその空間に何グラムの水蒸気があるかを表していますから、室温の変化を無視して水蒸気の量を理解することができます。

「絶対」というからには温度により変化しないということであり、部屋の中の湿気を除湿したい場合などの空調関係の計算ではこのゆるぎない絶対湿度という尺度が用いられています。

絶対湿度の計算は本来ややこしいものですが、この「みはりん坊W」は自動的に絶対湿度を表示してくれます。

 

最後に

窓の日除けをしないと、そろそろ室温が暑くなってエアコンが必要になってくるのではないでしょうか。

室内の相対湿度が60%を多少超える程度なら気にしなくて良いですが、常時65%にもなるようでしたら、ダニが繁殖しやすくなりますから、全館冷房で低湿度な空間にすることをお勧めします。

高気密高断熱住宅は外気の平均気温+日射熱+内部発熱で室温が概ね説明できますから、外気の平均気温が低い梅雨の時期は冷房を使うと室温が下がり過ぎてしまい、室内は低温高湿度に向かっていきます。

そんなときは、RAYエアコンの「ドライ」運転がお薦めです。ドライ(再熱除湿)運転は消費電力が大きいため敬遠する方も多いと思いますが、除湿機や洗濯乾燥機よりも、掛けた消費電力あたりの除湿量は多いです。

一度、除湿機や洗濯乾燥機の消費電力を確認してみると、ドライ運転が結構お得であることが分かると思います。太陽光パネルは昼間の電気料金が高い時間帯にエアコンの消費電力を賄ってくれますから、太陽光パネルと冷房は相性が良いと思います。

本日は以上でございます。

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