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本日は床下の冷気を室内に取り込めるか試してみました。

まだ、外気の絶対湿度が高くないため、花粉等が気にならなければ窓を開けて通風しても良い訳ですが、現時点では外気温は室温と同程度まで上昇してしまっていますから、床下の冷たい空気を取り込めないものかと考えました。

床下は日影になっており、地熱の影響でヒンヤリとしています。一条施主においても床下点検口を開けてサーキュレーターを床下に置いて、冷気を吹き上げて取り込んでいる方もいると思いますが、私もちょっと実験したくなりました。

 

本日の室内環境

晴天に恵まれた本日ですが、まずは床下からの空気を取り込む前の室内の状態です。室温は26℃とエコアンは不要ですが室内で動くと少し暑いです。

左から順番に計測器をご紹介します。

  • 環境測定モニター 二酸化炭素濃度とVOCS(揮発性の化学物質)が測定できます。
  • シチズン 室内外の温湿度が計測できるため便利ですが、湿度の精度があまりよくないです。
  • みはりん坊 絶対湿度が計測できます。湿度の精度が良いです。
  • 一条工務店の温湿度計 湿度が非常に低くでます。この時点で湿度は45%とかなり低いです。
  • はやわかり ロスガード(我が家はさらぽか空調)の消費電力を測定中。この時点は63Wです。

左から2番目のシチズンの温湿度計は上部が室内、下部が屋外ですが、ほとんど一緒であることがわかります。まだ冷房は不要ですが、そろそろ暑い季節になってきました。

一条工務店から頂ける温湿度計は湿度が低く出てしまうため、冬季の過加湿や夏季の除湿不足を招きます。一条工務店にとってみれば、木材の収縮や壁紙の剥離を防止するためには湿度が低く表示される湿度計の方が都合の良いと思いますが、明らかに測定誤差が大きいため、みはりん坊を標準採用した方が良いと思います。

 

床下の温度

これは床下パントリーの中に置いてある「おんどとり」という無線データロガーです。床下は日影であり地熱の影響から20.7℃と、涼しい状態です。この冷気をぜひ欲しいものです。

一条工務店は床で断熱しているため、床下は屋外の扱いです。窓を開けて換気すると、雨が突然降った場合の対処や防犯上の問題も出てきますから、床下から冷気を取り込むというのは良いアイデアだと思います。

 

煙突効果は発生するか?

家の中に温度差があれば、暖かい空気は上昇して、煙突効果(温度差換気、重力換気)が発生するはずです。

夏の熱帯夜の時に窓を開けて風を取り込んでも涼しくならないという現象を経験したことがあると思います。実は窓を開けて横方向に換気しても、天井が温まってしまっていて輻射熱が発生している状態では涼しくならない事が分かっています。

必要なのは家の縦方向の換気であり、床下から冷気を取り込んで二階の天井点検口から熱気を排出できれば良いわけです。まずはキッチンにある床下点検口を開けます。落っこちないように注意しましょう。我が家は床下パントリーになってます。

 

そして、天井点検口を開放します。温度差があれば、ここから室内の熱が抜けて、床下から冷気が取り込めるはずです。小屋裏はすでに40℃を超えていますが、夏季には60℃を超えるでしょう。

 

1時間経った結果です。結論から言うと変わってません。温度差換気は発生しませんでした。改めて冷たい空気は簡単に持ち上がらないということが良く分かりました。

 

換気扇を動かしてみた

二階のトイレの換気扇を1時間ずっと動かしてみました。風量が少ないので効果は低いですが、一階の足元は涼しさを感じます。しかし、冷たい空気は簡単に上昇しないため、腰高にある温湿度計の数値には変化がありませんでした。

まして、二階までは涼しくならないことから、冷気を二階に持ち上げるには相当の風量が必要であることがわかります。エアコン全館冷房において、エアコンを二階に設置する意味はここにあるのです。

我が家は一階のキッチンに床下点検口があるため、キッチンの大風量換気扇を動かしても、床下点検口とキッチン換気扇の間でショートサーキットしてしまって、室内側に冷気が届きません。

ただ、キッチンの換気扇を動かした際の床下点検口から流入する空気はとても勢いがあり涼しく快適ですから、これをリビング側にも流したいと思いました。

 

最後に

絶対湿度の低い中間期においては、窓を開けても良いと思います。ただ、防犯等から窓を閉めても暑くならない家にする必要があいます。方法は2つであり、窓に日除けを付けることと、床下の冷気を使うことだと思います。

私は窓に日除けを付けて室温が上がらない家を目指して、窓を開けて通風をする事を設計時に計画していなかったため、床下からの冷気の取り込みも計画しておりませんでした。大量の外気の取り込みは室温の大きな変化を起こすからです。

ただ、これから設計する方において、外気を沢山取り入れたいと考える方は、床下点検口をキッチン以外にも設置して、床下点検口からの涼しい空気をキッチンの換気扇で引っ張るというもの良い案だと思います。

私はゲリラ雷雨や防犯等の対応を考えると、窓を開けての換気には賛成ではありませんが、床下点検口からの換気であればこれらの問題がクリアできますから、後は外気の花粉や絶対湿度において問題がなければ良いわけです。

天井点検口に大風量のサーキュレーターを排気する方向で密閉して設置すれば、床下からの冷気を引っ張れるかも知れません。そして、二階にキッチンがある方は一階の床下点検口を開けて、キッチンの換気扇を動かしてみると良いでしょう。

その際は床下への転落防止のために、網戸や空気フィルター付きの床下点検口の蓋をDIYで作ってしまうのも面白いでしょう。

将来的に高気密高断熱住宅は地熱と太陽熱の利用に向かうと思いますが、より手軽でコストの掛からない方式が望ましいものです。ロスガードが床下から給気するようになれば面白いなと思います。

本日は以上でございます。

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